2歳の双子男児の育児に奮闘中の双子ママライターが、自分自身や双子ママ友が実際に使ってみて「ワンオペ育児に役立った!」と感じた育児グッズをご紹介します。
これから双子を出産予定のプレママさんも、現在双子の乳幼児を育てている真っ最中のママさんも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
- 双子育児は、育児グッズに頼らなければ圧倒的に手が足りない!
- ワンオペにも大活躍な双子育児に必要なもの・便利グッズ24選!
- おでかけ編
- 室内編
- 1.授乳用クッション
- 授乳クッションのおすすめ製品
- 2.ハンズフリー授乳グッズ
- ハンズフリー授乳グッズのおすすめ製品
- 3.搾乳機
- 搾乳機のおすすめ製品
- 4.電気ケトル
- 電気ケトルのおすすめ製品
- 5.バウンサー
- バウンサーのおすすめ製品
- 6.電動ハイローチェア
- おすすめのレンタルサイト
- おすすめの電動ハイローチェア
- 7.ベビーベッド
- おすすめのベビーベッド
- 8.ベビージム・電動メリー
- ベビージムのおすすめ製品
- 電動メリーのおすすめ製品
- 9.ベビーサークル・ベビーゲート
- ベビーサークルのおすすめ製品
- ベビーゲートのおすすめ製品
- 10.おむつペール(紙おむつ用ゴミ箱)
- おむつペールのおすすめ製品
- 11.動画を見せるためのツール(タブレット端末・映像出力機器)
- タブレット端末のおすすめ製品
- 映像出力機器のおすすめ製品
- 12.鼻水吸引器
- 鼻水吸引器のおすすめ製品
- 13.ベビーバス
- ベビーバスのおすすめ製品
- 14.おふろマット・おふろチェア
- おふろマット(〜生後6ヶ月)のおすすめ製品
- おふろチェア(生後6ヶ月〜2歳頃)
- お食事編
- まとめ
双子育児は、育児グッズに頼らなければ圧倒的に手が足りない!
たとえ大人2人がかりでも、子ども1人の育児をするのは日々苦労の連続です。
ましてや、双子育児ともなれば労力は2倍…どころでは済みません。
例えば、夜は1人を寝かしつけられたとしても、もう1人が寝なければ大人は寝ることができません。夜泣きが交互にあれば、その分睡眠時間もどんどん削られてしまいます。
しかし、幸いにも今の時代には多種多様な育児用品があり、中には双子育児専用の商品や双子育児に役立つグッズも年々増えてきています。
「パパは平日は仕事で忙しくて頼りづらい」「親族が遠方に住んでいるのでサポートが受けられない」…といった事情で人手が足りなければ、育児用品を積極的に活用して、少しでも負担を軽くしていきましょう!
ワンオペにも大活躍な双子育児に必要なもの・便利グッズ24選!
私や双子ママ友がワンオペ育児中に重宝したものや便利グッズを、シチュエーション別にご紹介していきます。
道具に頼ることは、決して「手抜き」ではありません。どんどん育児用品を活用して、少しでも負担を軽くしたり休める時間を確保しましょう。
おでかけ編
外出する時に役立つ育児グッズをご紹介します。
1.双子用ベビーカー
ベビーカーは乳幼児を連れて出かける時の必須アイテムと言っても過言ではありません。
双子のいるご家庭におすすめなのは、やはり2人を同時に乗せることができる「双子用ベビーカー」。
双子用ベビーカーの種類は大きく「横型」と「縦型」の2種類に分かれていて、近年は国内外のさまざまなメーカーがツインベビーカーを販売しているため、選択肢も増えてきました。
横型・縦型のどちらがいいかは、周辺の生活環境や住環境などによっても大きく異なるため、一概に「こっちの方が良い!」と言うのが難しいところ…。
(ちなみに、筆者は横型を愛用していますが、双子ママ友の中には縦型派もたくさんいます)
ですので、ここではそれぞれのメリット・デメリットやおすすめのメーカーをご紹介したいと思います。
- 縦型に比べると操作しやすい
- 低月齢(生後1ヶ月)から使用できる製品が多い
- 奥行きが少ないので前方に気を使わなくて済む
- 並んで座るのでそのまま飲食させやすい
- 座面下の荷物カゴが大きく、外出用のベビー用品が収納しやすい
- 並んでいる様子が可愛い!
- 横幅が広く、狭い道や通路を通りにくい
- 電車の改札は幅の広い改札しか通れない
- 本体重量が縦型よりもやや重め
- 目立つ!(この点がデメリットと感じるかどうかは人それぞれかもしれませんが、連れて歩いていると街行く人たちに「双子ちゃんだ!」と注目されたり、声をかけられたりします)
- 横型では通れない狭い通路も難なく通れる
- 横型に比べてコンパクトに折り畳める製品が多い
- 車のトランクに積める製品が多い
- 横型に比べて軽い製品が多いため、車に積みやすい
- 小回りが効かず、細い道の急な曲がり角が曲がりにくい
- 後部座席は視界が狭い製品が多く、子供が大きくなってくると前の席の取り合いで喧嘩になりがち
- 横型に比べると収納スペースが少ない
- 前後の席で使用月齢が違うため、新生児から使えない場合がある
横型双子用ベビーカーのおすすめ製品
AirBuggy(エアバギー) ココ ダブル エクストラ フロムバース
筆者が愛用している横型タイプです。使用してみて感じたメリットとデメリットは以下の通り。
- 車輪が空気を入れるタイプなので、圧倒的に押しやすい!
- 他のベビーカーに比べて車輪が大きく、多少の段差なら気にせず乗り上げられる
- デザインがおしゃれで、カラー展開も豊富
- 生後0ヶ月から使用できる
- 重い(13kg)ので持ち運びや車に積み下ろすには不向き
- 定期的に空気を入れる必要がある
- 折り畳んでもあまりコンパクトにならない
- 価格が高め
縦型双子用ベビーカーのおすすめ製品
日本育児 kinderwagon DUOシティHOPII
縦型派の双子ママ友の中で愛用率が高い製品です。
- 1人用ベビーカー並に横幅がスリム(52cm)!
- 改札やスーパーのレジ通路でも通りやすい
- 双子用ベビーカーの中では最軽量級(約10kg)で折り畳みもコンパクト
- 価格が比較的お手頃
- 前列も後列もリクライニング可能(前席90~130度、後席90~110度)
- リクライニングをフラットにできない
- 使用できるのは前席が生後6ヶ月〜、後席が生後3ヶ月〜
2.双子用抱っこ紐
乳児期であれば、双子用抱っこ紐での移動もおすすめです。
特に、エレベーターのない場所(かかりつけの病院・保育園など)に連れて行く時に活躍します。エレベーターを待つことなく、エスカレーターに乗ることができるのもメリット。
前後で抱っこ・おんぶができるタイプの製品なら、負荷も分散されて安定感が増しますよ。
双子用抱っこ紐のおすすめ製品
TwinGo 双子用抱っこひも
ツインゴー社の、前後に抱っこできるタイプの双子用抱っこひもです。2人合わせて31.8kgまで対応しており、1人ずつ抱っこやおんぶをすることもできます。アメリカとヨーロッパの3機関の安全規格認証を取得しており、安全性も抜群。
ナップナップ ふたご抱っこ紐
双子ママと抱っこひもメーカーのナップナップが共同開発した、双子用の抱っこひも。前に2人抱っこも、前後に1人ずつ抱っこも可能です。体重の異なる年子の兄弟にも使えるのがポイント!パーツを外せば通常の1人用の抱っこひもとしても使えます。
番外編:抱っこ紐×1人用ベビーカー派の双子ママも多いんです
「双子用ベビーカーはかさばる…」「双子を同時に抱っこするのは体に負担が大きそう…」という双子ママには、「1人を抱っこ紐で抱っこして、もう一人をベビーカーに乗せる」という選択肢もおすすめ!実際に、ワンオペで双子を連れ出す時にこの手段を選んでいる双子ママも多いんです。
筆者の双子ママ友の間で人気の抱っこ紐とベビーカーをご紹介しますね。
抱っこ紐のおすすめ製品
Ergobaby( エルゴベビー) OMNI Breeze(オムニブリーズ)
筆者はエルゴベビーの「OMNI360 クールエア」を愛用していたのですが、2021年6月からはクールエアの進化版として「OMNI Bleeze(オムニブリーズ)」が発売されました!
「対面抱き」「前向き抱き」「腰抱き」「おんぶ」が可能な4WAYタイプで、通気性とフィット感がクールエアよりもアップした、エルゴベビーの最上級モデルです。
1人用ベビーカーのおすすめ製品
cybex(サイベックス)NEWリベル
抱っこ紐×1人用ベビーカー派の双子ママ友にお勧めされた、生後6ヶ月から使用できるベビーカーです。
魅力はなんと言っても、「軽さ」と「コンパクトさ」。
「軽さ」はさまざまな種類のベビーカーを製造しているcybex史上最軽量の5.9kg!女性でも片手で軽々持ち上げられます。さらに、コンパクトさに関しては機内持ち込みもできてしまうほど小さく折り畳めます。
3.おくるみ
双子に限らず、赤ちゃんの育児に役立つのが「おくるみ」。赤ちゃんが安心して寝付けるようにくるんであげるために使用するためだけでなく、お風呂上がりに身体を拭くタオルや薄手のかけ布団代わりとしても活躍します。
また、お出かけ時に少し肌寒い時や、強い日差しからお肌を守る時にも役立つので、複数枚持っていても損はありません!
おくるみのおすすめ製品
aden + anais(エイデンアンドアネイ) おくるみ4枚セット
素材は通気性や伸縮性、柔らかな肌ざわり、耐久性を兼ね備えた「モスリンコットン」100%。繊細なお肌の赤ちゃんにも安心して使用できるおくるみです。
柄のバリエーションも豊富なので、きっとお気に入りのアイテムが見つかるはず!
雲の上のタオル白雲(HACOON)
日本製にこだわる双子ママにおすすめなのが、雲の上のタオル白雲(HACOON)のフード付きおくるみ。この製品はお値段はすこし張りますが、肌触りが最高です。
フードが付いているので、お出かけの時の防寒着としても大活躍します!
4.液体ミルク
赤ちゃんを連れた少し長めの外出時には、粉ミルク・お湯・水・哺乳瓶を持ち歩くだけでも荷物が一気にかさんでしまいます。
私が外出先で重宝したのが「液体ミルク」。調乳が不要で、常温のまま飲ませることができます。専用のアジャスターを使用すれば哺乳瓶に移し替える必要がない製品もあります。
筆者も息子たちが赤ちゃんの頃には、液体ミルクに何度もお世話になりました…。
液体ミルクのおすすめ製品
明治 ほほえみ らくらくミルク 240ml(専用アタッチメント付き)
この製品は常に我が家にストックしてありました!
6缶セットを購入すると、手持ちの哺乳瓶の乳首をつければ缶のまま飲ませられる専用のアタッチメントが1つ付いてきます。
アイクレオ 赤ちゃんミルク
哺乳瓶に移し替える必要がありますが、1パック125mlなのでお出かけ中に少しお腹が空いていそうだな、という時にちょうど良いのが「アイクレオ 赤ちゃんミルク」です。「ほほえみ らくらくミルク」は1缶あたりの容量が少し多く(240ml)、低月齢の時には多すぎる場合もあるため、2つの製品を使い分けるのもおすすめです。
室内編
室内で過ごす時に便利な育児グッズをご紹介します。
1.授乳用クッション
授乳する際に首の座っていない赤ちゃんを抱えていると、腕には大きな負担がかかります。双子なら疲れも2倍。疲れがひどくなったり、手首に負担のかかる角度をキープし続けると腱鞘炎になってしまう場合も…。身体の負担をやわらげるためには、授乳クッションの活用がおすすめです。
授乳クッションのおすすめ製品
dacco(ダッコ) 授乳用クッション
授乳用クッションクッションを選ぶポイントは、「へたりにくさ」と「洗いやすさ」。この製品は、カバーだけでなく本体も丸洗いが可能なので、汚れやすい授乳用クッションを清潔な状態で使い続けられます。
腰回りのサイズに合わせて2サイズ展開されているのも魅力です。
MOGU (モグ) ビーズクッション
柔らかさや触り心地の良さを重視する場合は、本体にパウダービーズが使われているタイプの授乳用クッションもおすすめ。
この製品は厚みもしっかりあるので、安定感が抜群です。
2.ハンズフリー授乳グッズ
ミルク育児・混合育児の双子ママにおすすめな授乳方法が「ハンズフリー授乳」。大人が2人いれば赤ちゃんを1人ずつ抱いて授乳できますが、ママ1人しかいない時に双子がお腹を空かせて泣き出してしまう場面は多々あります。
そんな時は、同時授乳ができるグッズを活用しましょう。
ただし、ハンズフリー授乳中も赤ちゃん達から絶対に目は話さないようにしてください。ミルクを喉を詰まらせたり、むせたりする場合もあるので要注意!
ハンズフリー授乳グッズのおすすめ製品
ママ代行ミルク屋さん
ハンズフリー授乳は、コツを掴めばバスタオルやおくるみを丸めてその上に哺乳瓶を乗せて飲ませることも可能ですが、安定感がいまひとつ。
「ママ代行ミルク屋さん」は滑り止め付きの伸縮性生地とパウダービーズの相互効果で、哺乳瓶をしっかりキャッチしてくれます。クッションの向きや赤ちゃんの口元への高さ、角度も簡単に調整できます。
Clovis Baby(クロビスベビー) COGNIKIDS 哺乳瓶用 ハニカムカバー
月齢が4ヶ月以降になったら、赤ちゃん自身に哺乳瓶を持ってもらって授乳することも可能になります。「ハニカムカバー」は赤ちゃんが思わず自分で持って飲みたくなる形状になっているため、赤ちゃんの指先の感覚を刺激します。自分で飲む力を育む上でも役立つアイテムです。
3.搾乳機
双子は単胎児に比べて早産のリスクが高く、早く生まれた場合はNICUやGCUで入院する可能性もあります。その時に、双子ママは搾乳をパッキングして定期的に病院に届ける必要があるため、搾乳機があると非常に便利です!
また、胸が張って痛い時にも搾乳機があることで乳腺炎のリスクを減らすことができます。
搾乳機は手動・電動の2種類がありますが、手動は手に負担がかかるため電動式がおすすめです!
搾乳機のおすすめ製品
Medela(メデラ) 搾乳機 電動 スイング・マキシ電動さく乳器(電動・ダブルポンプ) _母乳ボトル 150ml 3本セット【ピュアレーンサンプル付】
双子ママの間で特に人気なのは、Medelaの搾乳機です。特に、ダブルポンプ式の電動搾乳機は両胸同時で搾乳が可能なので、コストよりも効率重視のママにはおすすめです。
充電バッテリーが内蔵されているので、コンセントのない場所でも仕様できるのもポイント。
ピジョン 母乳アシスト さく乳器 電動 handy fit +
「効率良く搾乳できるのは良いけど、ちょっと価格が…」というママには、ピジョンの電動搾乳機もおすすめです。数多くの育児用品を手がける日本のメーカー・ピジョン社の製品なので、その品質は折り紙付き。分解して洗える上、パーツも少ないため衛生面も安心です。
4.電気ケトル
「電気ケトル」は粉ミルクを調乳する際の必須アイテムと言っても過言ではありません。やかんで沸かす間は火を見ておかなくてはいけませんし、手間がかかります。
ちょっとした手間が日々の生活の負担になるので、楽できる部分は少しでも道具に頼ることが大切です。
電気ケトルのおすすめ製品
ティファール ケトル 1.2L ジャスティンプラス
電気ケトルと言えば、定番なのはティファール社の製品ですよね。カップ1杯分(140ml)なら約59秒という早さで沸かすことができます。間口が大きいため給水もお手入れもしやすいのが魅力です。
アイリスオーヤマ 電気ケトル
広口タイプの電気ケトルに比べ、注ぐお湯の量や速度をコントロールしやすいため、調乳の際には細口ノズルタイプもおすすめです。
アイリスオーヤマの電気ケトルはインテリアにも馴染むアンティーク調のデザインなので、おしゃれさ重視のママにもおすすめしたい製品です。
5.バウンサー
「バウンサー」は赤ちゃんが動いたり、大人が押してあげたりすることで上下にゆらゆらと揺れる育児グッズです。
赤ちゃんを固定できるので、少し目を離さなくてはいけない時に乗せたり、中にはバウンサーの揺れの心地よさでそのまま寝てくれる子もいます。双子のいる家庭は1人1台ずつ用意するのがおすすめです。
また、双子をワンオペでお風呂に入れる際、1人をお風呂に入れている間にもう1人をバウンサーに乗せてすぐそばで待機させるという使い道もあります!
バウンサーのおすすめ製品
ベビービョルン 【日本正規品保証付】バウンサーBliss Air
バウンサーの中で最もポピュラーなのが、ベビービョルン社の製品です。中でも、「Bliss Air」はメッシュ素材になっているため、通気性が抜群。
カバーは簡単に取り外すことができ、洗濯機で丸洗いできるため衛生的です。
我が家では2人同時に乗せて揺らして遊ばせたり、同時ミルク授乳をする時に大活躍でした!
ジョイー Joie バウンサー ドリーマー
ジョイー社のバウンサーの特徴は、2つの揺れを作れる2wayタイプであるという点です。脚の固定を外すと、全体を揺らすロッキングチェアとして使うことができます。
取り外し可能なトイとトイバーが付属していたり、音楽や鳥のさえずり音が鳴らせる機能も付いているので、低月齢の赤ちゃんが喜びそうですね!
6.電動ハイローチェア
電動式のハイローチェアは自動でゆらゆらと揺れてくれるので、赤ちゃんに合えば抱っこをして寝かしつけをしなくても良くなる便利育児グッズです。ただし、電動ハイローチェアは「かさばるので2台置くスペースの確保が難しい」「高価」「合わない赤ちゃんもいる」といったデメリットもあるので、一度レンタル品を借りて様子を見るのもおすすめです。
おすすめのレンタルサイト
ベビーズママ
ベビー用品を専門に取り扱うレンタルサイトです。電動ハイローチェア以外にも、チャイルドシートやベビーカーなどもレンタルでき、ラインナップが充実しています。
ダスキンレントオール
ダスキンが運営するベビー用品のレンタルサイトです。レンタル専門で40年以上という実績があるため、品質やサービス面に関しては安心して利用できます。
おすすめの電動ハイローチェア
コンビ ホワイトレーベル ハイローチェアー ネムリラ AUTO SWING BEDi ドーム EG
購入派の双子ママにおすすめなのが、コンビの「ネムリラ」シリーズです。中でも、「AUTO SWING BEDi ドーム EG」は理想的な暗さをつくる「シェル」、頭と背座面にまで「エッグショック」を搭載したハイグレードモデル。シートを起こせば離乳食時のチェアとしても使用可能です。
7.ベビーベッド
ベビーベッドが必要かどうかは家庭によって意見が分かれるところですが、ベビーベッドを2台利用していた筆者としては「導入してよかった!」と思っています。
ベビーベッドのメリットは、「柵が付いているので赤ちゃんの安全が保たれる」「オムツ交換がしやすい」「床のホコリ対策ができる」「起きている時もベビーゲージとして使える」など。一方、「スペースを取られてしまう」「比較的値段が高い」「添い寝ができない」などのデメリットもあります。
価格面に関しては、電動ハイローチェア同様にレンタル品を使用するのもおすすめです!
また、友人や親戚から使わなくなったベビーベッドを譲ってもらうという手もあるので、声をかけてみるのも良いかもしれません。
おすすめのレンタルサイトは、先ほど紹介した電動ハイローチェアと同じです。
おすすめのベビーベッド
カトージ ミニベビーベッド|アーチ(ホワイト)【折り畳み】【ハイタイプ】【収納板付き】
筆者はこのベビーベッドを親戚から譲り受けて使用していたのですが、一般的なベビーベッドよりひとまわり小さいサイズなのでベビーベッドを置くスペースの確保が大変なご家庭や、2台置きしたい家庭におすすめです。設置がしやすく、価格もお手頃なのも魅力。
8.ベビージム・電動メリー
赤ちゃんは生まれて間もない時期はほとんど目が見えませんが、次第に視界が広がっていくと動くものを目で追って楽しむようになります。そんな時期に役立つのが「ベビージム」や「電動メリー」です。
ベビージムのおすすめ製品
フィッシャープライス(fisher price) あんよでキック! 4WAYピアノジム
アーチ、ピアノ、おもちゃは取り外しができて、成長に合わせて長く遊べる4WAYジム。手足でピアノの演奏が楽しめたり、5つのおもちゃが赤ちゃんの成長を促します。
マットが洗濯機で洗えるのも衛生的です。
電動メリーのおすすめ製品
ディズニー ベビートイ くまのプーさん えらべる回転 6WAYジムにへんしんメリー
メリーについては、育児界隈で絶大な人気を誇っているのが通称「プーメリー」と呼ばれる「ディズニー ベビートイ くまのプーさん えらべる回転 6WAYジムにへんしんメリー」がおすすめです。我が家の場合、導入してから双子は2人揃って夢中でメリーに吊り下がっているぬいぐるみを目で追うようになり、ご機嫌で過ごしてくれる時間が増えて助かりました。成長に合わせて色々な使い方ができるのもポイントです。
9.ベビーサークル・ベビーゲート
ベビーサークル・ベビーゲートは、赤ちゃんが自分で動き回るようになる時期からの必須育児用品です。赤ちゃんはいろいろな物に触ったり舐めたりしますし、少しの段差ならよじ登ってしまうので、少し目を離した隙に落ちて頭を打ってしまう危険も。
刃物など危険なものが多いキッチンや階段など、行かせたくない場所を通せんぼすることで、子ども達の安全を守りましょう。
ベビーサークルのおすすめ製品
Fortella Cloud Castle ベビーサークル 折りたたみ式
折りたたみ式なのでママ一人でも扱いが簡単です。他の部屋への持ち運びや片付けもしやすいのもポイント!
サークル内には5種類の知育玩具や粘着式のホワイトボードも付いているので、子ども達も楽しく過ごせるはず。
日本育児 洗えてたためるベビーサークル
お出かけ先や実家への帰省時に重宝していたのが、この「洗えてたためるベビーサークル」です。簡単に折りたたみができる上、軽量・コンパクトなので、収納にも困りません。
また、ボールプール遊びをする用として使うのもおすすめです。
ベビーゲートのおすすめ製品
アイリスプラザ ベビーゲート
壁に穴を開けなくても設置できるタイプのベビーゲートでおすすめなのはアイリスプラザのベビーゲート。突っ張りタイプは取り付けが簡単なので、届いてすぐママ1人でも設置できます。
また、90度未満での扉の使用時は、自動で扉が閉まりロックできるのも安心ポイント。
10.おむつペール(紙おむつ用ゴミ箱)
双子の赤ちゃんがいる家庭のおむつペール選びのポイントは「容量」!
2人分の使用済みおむつを1つのゴミ箱にまとめられれば、燃えるゴミの日のゴミ出しの手間が軽減できます。
おむつペールのおすすめ製品
Ubbi(ウッビ) 日本育児 おむつポット
現在も我が家で愛用中のおむつペールです。この製品の最大の魅力は、なんといっても「45Lのゴミ袋が使用できる」という点。新生児の赤ちゃんなら、約58個分のおむつを捨てられるほど大容量なので、双子の乳幼児を育てている家庭におすすめです。
また、ニオイ漏れを防ぐスライド式のフタや、フタの隙間にパッキンが施されていることで、防臭効果も優れています。
ZitA ジータ ゴミ箱
こちらはおむつペールではないのですが、自動でフタが開閉するタイプのゴミ箱も衛生的でおむつを捨てるのに適していると思います。
ただ、子ども達が遊んでしまわないように、触れない場所への設置が必要かもしれませんね。
11.動画を見せるためのツール(タブレット端末・映像出力機器)
ママが一人で1日中、双子の赤ちゃんと遊ぶにはどう頑張っても限界があります。
おもちゃも毎日新しいものを買い与えるわけにはいきませんが、同じおもちゃだと赤ちゃんも飽きてしまいます。
そんな時は、赤ちゃん向けの動画を見せてあげるのも双子育児の負担を軽くするための一つの方法です。タブレットがあれば、外出先や車内でぐずってしまった時にも見せてあげられます。
タブレット端末のおすすめ製品
Fire HD 8
映画やドラマ、音楽、電子書籍やアプリなど様々なコンテンツが1台で楽しめるタブレット。子ども達に見せるだけでなく、ママの束の間の息抜きタイムにも活用できます。
キッズモデルなら2年間の限定保証付き。万が一タブレットが破損・故障してしまった時でも、タブレットを返品すれば、無償で取り替えられます。
映像出力機器のおすすめ製品
Fire TV Stick
インターネット環境があれば、テレビに設置するだけで数万タイトルもの豊富なPrime Videoに加え、YouTube、Netflix、TVerなど様々なコンテンツの視聴ができる製品。
子ども向けの優良な動画コンテンツが視聴し放題ですが、視聴のさせすぎには要注意!
12.鼻水吸引器
(手動でも良い製品があるので、「電動」に限定しなくても良いかと思います!)
赤ちゃんは自分で鼻水をすすったりかんだりすることができません。そのため、放っておくと呼吸が苦しくなって泣き止まなかったり、中耳炎を引き起こしてしまうことも。そうなると、ママの負担もさらに大きくなってしまいます。積極的に便利グッズを活用して、鼻水を取り除いてあげましょう。
鼻水吸引器のおすすめ製品
ベビースマイル メルシーポット
電動タイプの鼻水吸引機の中で最も愛用者が多いのは、この「メルシーポット」。
耳鼻科での鼻水吸引と同等な-83kPaのパワフルな吸引力で、どんなガンコな鼻水も「ずるずるっ」と気持ちよく吸引します。
お値段は少し張りますが、乳児期だけでなく幼児期にも大活躍なので、買っておいて損はないと思います。
CHIBOJI 鼻水吸引器
「手動タイプは吸引力がイマイチ…」と思われがちですが、CHIBOJIの鼻水吸引器はしっかり吸引できます。ちなみに、筆者はこの製品を愛用しています。
電動タイプはかさばるのと電源のない場所で使えないというデメリットがありますが、この鼻水吸引器であれば場所を選ばず使用可能です。
13.ベビーバス
赤ちゃん達の首が座っていない時期は、お風呂の浴槽で沐浴・入浴をするのが非常に難しいため、ワンオペ中に双子の沐浴・入浴をする時にはベビーバスがあると便利です。
ベビーバスなら水深も浅いので、手が滑って赤ちゃんを溺れさせてしまうという心配がありません。
ベビーバスのおすすめ製品
ピープル お風呂育児をサポート! ラッコハグ
ラッコハグはお風呂タイムを楽しくサポートできるよう開発された、新発想の「ママ待ち設計」が特徴の新しいお風呂グッズ。首すわり前から使える「ママ待ちサポートタブ」は、この製品だけの機能です。
一般的なベビーバスは数ヶ月ほどしか使えませんが、生まれてすぐから使える「ベビーバス」から「プチプール」(2歳頃まで)まで5WAYで長く使えるのも魅力。
コンパクトサイズなので、洗面所やキッチンでも使えますよ。
リッチェル ふかふかベビーバスプラス
エアポンプ内蔵なので、新米ママでも簡単に空気入れができます。小さく畳めるので、収納や持ち運びにも便利なお風呂グッズです。
S字フックで引っ掛けられる穴が空いているので、干しやすいのも特徴。
14.おふろマット・おふろチェア
沐浴を卒業したら、お風呂で赤ちゃん達と一緒に入浴できるようになります。
ワンオペで一緒にお風呂に入る時は、脱衣所から目の届く場所にバウンサーやハイローチェアを置いて、もう1人を待機させておくと安心です。
赤ちゃんの身体を洗う時には、「おふろマット」が活躍しますよ!
おふろマット(〜生後6ヶ月)のおすすめ製品
リッチェル Richell ひんやりしないおふろマットR
一見「ただの発泡スチロール!?」と思われるかもしれませんが、侮るなかれ。空気を含む特殊なプラスチック素材の「発泡ポリプロピレン」が使われているこの製品は、内部の空気が断熱効果を発揮するため、外気の影響を受けにくく、真冬でも冷たさを感じさせない優れものです。我が家でも大活躍でした。
おふろチェア(生後6ヶ月〜2歳頃)
リッチェル Richell ひんやりしないおふろチェアR
先にご紹介した「ひんやりしないおふろマット」のチェアバージョンです。
おふろマットと同じ素材が使われているので、断熱効果は申し分なし。
ただ、つかまり立ちができるようになると浴槽のへりに手を掴ませて頭や身体を洗うことができるため、使用期間はそれほど長くないかもしれません。
お食事編
赤ちゃんの食事に関する育児用品で便利なアイテムをご紹介します。
1.ベビーソファ
離乳食が始まると、赤ちゃんには座った状態でいてもらう必要があります。座り始めの頃はまだ
ベビーチェアでは不安定なので、ベビーソファからはじめても良いかもしれません。
ただ、バウンサーやハイローチェアを購入済みまたは購入検討されている場合は、充分代用が可能ですので、必須…というわけではないかもしれません。
ベビーソファのおすすめ製品
Bumbo バンボベビーソファー
この製品の特徴は、腰が座る前の赤ちゃんでも正しい姿勢で座れるような構造になっていること。早くから周囲を見渡せるので、赤ちゃんの知的好奇心を満たしてあげられます。
カラーバリエーションも豊富なので、双子色違いで購入するのも良いかもしれません。
ingenuity インジェニュイティ Baby Base 3.0
赤ちゃんの成長に合わせて、床に置いた状態でも大人用の椅子に取り付けても使える、万能なブースターシートです。
収納可能なトレイにはカップホルダーがついているため、コップ飲みの練習の時にもこぼしにくそうですね。
2.ベビーチェア
しっかり腰が座って自分で座れるようになったら、ベビーチェアがおすすめです。
保育園に入園後は椅子に座ってごはんを食べさせることになるので、家の中で座って食べる練習としても1人1脚ずつ用意すると良いでしょう。
ベビーチェアのおすすめ製品
STOKKE トリップトラップ 3点セット (チェア + ベビーセット + トレイ)
筆者が子ども達のハーフバースデー祝いという名目で奮発して購入したのが、STOKKEのトリップトラップです。
お値段は少し高めですが、この製品の魅力は「大人になっても使えること」。
座板と足の背板は自由に調節できるため、子どもから大人まで使えるのが購入の決め手でした。また、北欧のメーカーならではのデザインも素敵で、ダイニングに置いてあるだけでおしゃれです。
我が家では「ソフトミント」と「モスグリーン」を愛用しています。
STOKKE ストッケ クリック
「軽さ」や「お手入れのしやすさ」を重視するなら、同じくSTOKKEが販売している「クリック」がおすすめです。
「トリップトラップ」は作りが頑丈な分、場所を取ってしまったり、脚の部分が掃除しづらい構造になっています。一方、「クリック」は脚の周りがすっきりとしているので掃除機もかけやすいですし、取り外し可能なトレイは食洗機にそのまま入れられるのも特徴です。
3.フリージングトレー
離乳食を毎食ごとに作るのは大変です。ましてや、ワンオペで双子のお世話をしながら食事の準備をするのは至難の業。
双子育児をしながら手作りの離乳食を用意するコツは、「一気に数種類作って小分け冷凍」!作った離乳食を冷凍する時に役立つのが、「フリージングトレー」です。
フリージングトレーのおすすめ製品
リッチェル Richell わけわけフリージング ブロックトレー R
作り置きに便利な離乳食用小分け冷凍トレーで、筆者も愛用していました。
1ブロック容量が、15mL、25mL、50mLの3タイプから選べるので、サイズ違いで購入するのがおすすめです。
電子レンジも食洗機もOKで、繰り返し使えるので本当に重宝しました。
Kalar 冷凍小分け 離乳食保存容器
リッチェルのブロックトレーは本当に便利である一方、使いすぎて底面にヒビが入ってしまったことが何度かありました。
耐久面の観点では、シリコン製のフリージングトレーもおすすめです。
4.ベビーフード(既製品の離乳食)
先ほどは手作りの離乳食を作る際の便利グッズについてご紹介しましたが、手作りの離乳食を毎食分用意するのは本当に大変です。時にはベビーフード(既製品の離乳食)にどんどん頼りましょう!
裏ごしの大変な食材は、フリーズドライのベビーフードを使うと一気に負担が軽くなります。手作りするものとベビーフードを活用するものをうまく使い分けて、離乳食期を乗り切りましょう!
ベビーフードのおすすめ製品
【和光堂】 はじめての離乳食 (5か月頃から幼児期まで) 裏ごし 6個セット
離乳食初期のごく少量だけ色々な食材を食べさせたいときは、和光堂の「裏」ごしシリーズがおすすめ。お湯を少量入れて混ぜるだけで、あっという間に完成します!
【5ヶ月 ベビーフード18点セット(9種×各2個)】 キューピー ベビーフード 70g
和光堂と双璧を成すベビーフードメーカーといえば、キユーピーです。
「どのベビーフードから使えばいいか迷う…」「色んな食材や味を試してみたい」「選ぶのも大変だし、まとめ売りしている物が欲しい」というママさんには、この9種セットをおすすめします。
5.哺乳瓶
双子の赤ちゃんをミルク・混合で育てているママさんにお伝えしたい哺乳瓶選びのポイントは、
①大きいサイズと小さいサイズの2種類を用意すること
②本数は5本×2人分の計10本以上用意すること
③自宅ではガラス製・外出先ではプラスチック製を使用すること
の3点です。
①については、月齢によって一度飲むミルクの量が異なったり、「ぐずっているので少しだけ飲ませたい」という時に使い分ける際に便利です。
②については、少ない本数で回していると、洗浄・消毒が大変というのが理由です。
③については、ガラス製は調乳の際に冷ましやすく、プラスチック製は軽くて割れにくいので持ち運びに便利という特性を上手く使い分けられるという理由でポイントに挙げさせてもらいました。
哺乳瓶のおすすめ製品
病産院用哺乳びん(直付け式) KR-100 100mlタイプ
ドラッグストアやベビー用品店では売られていないので、ぜひ通販サイトでのご購入をおすすめしたいのが、この「病産院用哺乳瓶」。
最大の魅力は「安さ」!一般的なプラスチック製哺乳瓶は1本2,000円前後しますが、この哺乳瓶は瓶単品で100ml用が200円台、200ml用が300円台で購入できます。また、乳首(別売)は瓶に直付けができるのもとてもお手軽!多めに買っておくのが吉、です。
ピジョン 母乳実感 哺乳びん
外出用としておすすめなのが、ピジョンの「母乳実感 哺乳びん」。
60年以上にわたるピジョンの哺乳研究からうまれた「母乳実感」は、赤ちゃんが本来持っている力を妨げないママのおっぱいを飲むときと同じような自然な哺乳運動をかなえる哺乳びんです。
高さが無い分、カバンを選ばず持ち運びにも便利です。
6.哺乳瓶除菌・消毒グッズ
赤ちゃんは菌に対する抵抗力が未熟なため、哺乳瓶や乳首の除菌が欠かせません。
除菌の方法は「電子レンジ消毒」「薬液除菌」「煮沸除菌」の3種類。煮沸除菌については火を使わなければならないのと、「電子レンジ消毒」は市販の電子レンジ消毒ケースは最大3セットまでしか使えず双子の哺乳瓶除菌には向かないため、ここでは「薬液除菌」のおすすめをご紹介します。
また、除菌の作業は1日1〜2回で済むように哺乳瓶を多めに用意しておくと、負担が少し軽くなりますよ!
哺乳瓶除菌グッズのおすすめ製品
ピジョン Pigeon 哺乳びん除菌料 ミルクポンS 60包入
1時間以上つけておくだけで消毒・除菌ができるので、手軽に使用できます。溶液も24時間使えるから1日何度も作る必要はありません!また、1包で2〜4Lの溶液が作れます。
持ち運びに便利なのもポイントです。
ミルトン Milton CP チャイルドプルーフ 60錠
「ミルクポン」同様、哺乳瓶・乳首、器具類を除菌する洗浄剤です。
軽くてスマートな錠剤タイプなので、持ち運びや保管にも最適!
水2Lに対し1錠を溶かすだけ&漬けておくだけで簡単に衛生管理ができます。溶液から取り出した後は、水ですすがなくてもすぐに使えます。
まとめ
以上、双子ママでもある筆者の経験談を交えた育児グッズのご紹介でした!
少しでも、あなたの双子育児の負担が軽くなりますように…と思いながら執筆をしてみたのですが、いかがでしたか?
ちょっとしたことでも積み重なれば大きなストレスになりますから、育児グッズをどんどん活用してみてくださいね。